良質な木材
神社境内で育った「社木」の欅
素直で良質な欅(ケヤキ)の、選び抜かれた良質な部分のみを使った贅沢な逸品です。
欅は美しい木目が特徴で味わい深く、寺社や城建築に重宝される格調高い、日本を代表する銘木です。

指物工法にての制作
”木の呼吸”を読む、魂を込めた仕事
釘を使わずに木材を組み合わせて制作する和の工法、古来から伝わる箪笥や箱物の組み立て方『指物』は、日本の伝統技法です。
木の個性が強く、扱いに熟練度を要する欅。「適材適所」素材の性質・個性を読み、欅の真の魅力を引き出す技術に長けた匠により、堅牢で美しい製品が生み出されます。日本の風土の温湿度の変化による板の反りやねじれを考慮した構造になっております。

しけ絹の敷台は唯一無二の輝き
表装作業１級技能士による伝統的な制作
伝統的な和襖・和額の製法をベースに、しけ絹の風合いを美しく保つよう綿打ちを施し工夫を凝らされた逸品です。
【しけ絹】 通常一頭の蚕が一つの繭を創るところ、稀に二頭の蚕で一つの繭を創った「玉繭」。その玉繭の糸をヨコ糸に織り上げた希少品です。
二頭の蚕がつくる不均一な節のある糸で織られた生地は、唯一無二の独特な模様と光の屈折が生み出す風合いの妙が特徴の絹織物です。

100年を超えて美しくお使いいただけるよう、見えないところに様々な工夫が凝らされた匠の技のコラボレーションにより生まれた製品です。